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二大政党制はどこへ・・・?

民主党の小沢一郎代表が辞意を表明したそうだ。先の参院選で大勝し、過半数を握って次は衆議院だ、と対決姿勢を示していた中での突然の発表。小沢氏といえば、「日本に二大政党制を定着させる」ため自民党を割って出たはずなのだが。自民党との連立ができないということで辞める、というのは理解に苦しむ。

二大政党制になっている諸外国を見ると、基本的に連立などありえない。アメリカでいえば、共和党と民主党が連立するようなものだ。もちろん大統領制と議院内閣制の違いはあるが、小選挙区制という選挙制度もあり、今後も自民党と民主党が激突するのは必至。福田首相から持ちかけたとされる「大連立」だが、なぜそこに乗ろうとしたのか。やはり自民党が、政権与党が恋しくなったのだろうか。

しかし、ここまでの事態を見越して動いていたとすれば、福田首相は相当な「タヌキ」だ。衆参のねじれの中、協調路線をとることで民意を落ち着かせ、党首会談で民主党をかく乱。さらに小沢氏辞任が決まれば、次回衆院選の強敵は姿を消し、自民党への追い風も期待できる。すでに「新テロ特措法」の成立へ向けて、国会の会期延長を指示したとされる福田首相。お家騒動の間に、外堀を埋めようということか。民主党は正念場だ。

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